Overlay Weaver を使うまで

夏休みのデータもろとも、見事にぶっ飛ばしてしまった nk87 です。はい。(´・ω・`)


若干生きた心地がしていませんけど、
今更どうすることも出来ませんので、環境構築の部分を
次がないことを祈るばかりですが、エントリーとして残しておきたいと思います。


今回の環境等

OS : Windows7 (Eclipse 3.7)

Eclipseの導入

今回はWindowですし、英語よくわからないで日本語化されているものをサクっと入れたいと思います。

日本語 Eclipse / Pleiades All in One 日本語ディストリビューション (zip ファイル) - MergeDoc Project


今回は Javaでの開発ですので、特に必要がなければ "Java(JREあり)バージョン" をインストールすればよいかと思います。

  • ダウンロード → ZIP解凍 → 適当なところに移動

でおkです。 あとは、

Eclipseを起動できると思います。

Overlay Weaver

ソースコードの取得

今回は、Eclipseの機能を利用してCVSから持ってきたいと思います。

  • "プロジェクト・エクスプローラー"で右クリック
  • "インポート" → "インポート"
  • "CVS" → "CVSからのプロジェクト"を選択 → "次へ"
  • リポジトリー・ロケーション情報を以下のように入力 → "次へ"
    • ロケーション
    • 認証
      • ユーザー : anonymous
      • パスワード : (空白)
    • 接続
      • 接続タイプ : pserer
  • "既存のモジュールを使用(リポジトリー内のモジュールを参照します)"を選択
  • "overlayweaver"フォルダを選択 → "完了"

でおk。 少し時間がかかりますが、自動的にソースコードを取得してくれます。

シナリオの作成
  • "パッケージ・エクスプローラー"で"overlayweaver"フォルダ上で右クリック → "新規フォルダー"
    • "フォルダー名 : scenario" を作成
  • scenarioフォルダ上で右クリック → "新規ファイル"
    • "ファイル名 : test-scenario" を作成

公式サイトにあるシナリオを利用させていただきます。

# Invokes an Overlay Visualizer and 20 instances of DHT shell

timeoffset 2000

# invokes an Ovelray Visualizer
class ow.tool.visualizer.Main
schedule 0 invoke

# invokes the 1st DHT shell
class ow.tool.dhtshell.Main
#class ow.tool.mcastshell.Main
arg -m emu0
schedule 6000 invoke

# invokes 19 DHT shells
arg -m emu0 emu1
schedule 6000,1000,19 invoke

# emu1, emu13, emu6 and emu12 periodically keep querying
schedule 25000,4000 control 1 get mno
schedule 26000,4000 control 13 get yyy
schedule 27000,4000 control 6 get def
schedule 28000,4000 control 12 get ddd

  • "test-scenario"ファイル内にこれを記述します。
その他設定
  • ログの吐き出しファイルを作成
    • scenarioフォルダ内に"log-off.properties"ファイルを先ほどと同様に作成し

.level=OFF

以上のように記述します。

  • コンソール設定

(シナリオな長くなると、ログが表示されなくなってしまうので制限を外しておきたいと思います。

    • "ウィンドウ" → "設定"
    • "実行/デバッグ" → "コンソール"
    • "コンソール出力の制限"のチェックを外す
  • 実行設定
    • "実行" → "実行設定" → "Javaアプリケーション"を右クリックし"新規"
      • 名前 : overlayweaver
    • メイン
      • プロジェクト : overlayweaver
      • メイン・クラス : ow.tool.emulator.Main
    • 引数
      • プログラム引数 : ${project_loc:overlayweaver}\scenario\test-scenario
      • VM引数 : -Djava.util.logging.config.file=${project_loc:overlayweaver}\scenario\log-off.properties
    • 共通
      • 標準入出力
        • ファイル : ${project_loc:overlayweaver}\scenario\test-scenario-out
  • "適用" → "実行"でおk。

実行

  • "実行" → "実行"

以下のように表示されると思います。


おわりに

今回は、"使うまで"ということで
本当に基礎的なシナリオの実行までですが、自分のまとめとして残しておきたいと思います。
そして、最後にもう一言。
バックアップだけは定期的に取ろうね!


参考にさせていただいたサイト

Overlay Weaver の使い方 - 情報科学屋さんを目指す人のメモ